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考え方のキホン 02:意識と潜在意識

意識と潜在意識

人の意識には大きく2種類あります。それは「顕在意識(意識)」と「潜在意識」です。

意識
自分が何を思い、何を考えているか、どのような状況なのかが分かる心の動きのことです。あなたが「自分」として認識しているのがこれです。何かをやろうと思ったり、計画を立てたりするのは全てこの意識の分野です。
  • 論理的な思考を持っている。
  • 良いことと悪いことを認識したり、区別したりすることができる。
  • 一度にひとつの事しかできない。
  • 起きている時、意識している時しか働かない。

例えば、映画を見ている時に消防車のサイレンが聞こえたとします。その時「あ、どこかで火事かな?」と思ったとすると、その瞬間の映画のストーリーは頭には入りません。同時に二つのことは考えられないからです。また、当然ですが眠っている時ははもちろん、集中力がなくてボーッとしている時も働きません。

潜在意識
意識が自分で認識しているのに対して、潜在意識は自覚することなく無意識に行動や考え方に影響を与えています
  • 生まれてから今までに体験したことを全て記憶している。
  • 超能力ともいえる非常に大きなパワーがある。
  • 意識した事を実現させる力を持っている。
  • 良いことを悪いことの判断ができない。
  • 同時にいくつものことをこなすことができる。
  • 眠っている時も含めて、24時間・365日ずっと働く。

プロの料理人が手元も見ずに包丁を使えるのも、ミュージシャンが楽譜を見ただけで演奏できるのも、潜在意識のなせる技です(初心者の頃にぎこちないのは意識でやっているからです)。

潜在意識こそが本当の自分

お母さんのおなかの中にいるときから現在までに聞いたこと、感じたこと、体験したことなどを全てを記憶していて、意識で何かを考えた時はこのデータベースにアクセスしてどうするべきかを瞬時に検索します。

特に、感情を伴った体験は強く影響します。例えば、何かにチャレンジして失敗した時に誰かに否定されたり、恥ずかしい思いをしたり、悲しかったりということが何度もあると、新しいチャレンジしようとした時にその時の記憶に無意識にアクセスして、心にブレーキをかけてしまうのです。

つまり、あなたが「自分で考えて判断した」と思っていることも、実は潜在意識のデータベースからの情報が元になっているということです。潜在意識は無意識なので自分でそれを観察することは非常に難しいのですが、そういう意味では潜在意識こそが本当の自分であると言っても良いでしょう。

これらはすべて自動的です。意識して行うことではありません。

何か新しいことにチャレンジしようとした時、潜在意識のデータベースに成功体験がたくさんあり、ポジティブなものであれば起こる出来事を肯定的に解釈し、前向きに行動できます。良い結果になる確率も高くなるでしょう。その反面、失敗した経験ばかりだったり、ネガティブな情報が多い場合は出来事を否定的に解釈しがちで、積極的に行動することも難しく、良い結果を得られる可能性は低くなってしまいます。

潜在意識は大きな力を秘めている

一般的に、顕在意識と潜在意識の比率は1:9と言われています(私は実際には1:99くらいだと思っています)。つまり、意識よりも潜在意識の方が全てに対して圧倒的に大きな影響を与えるのです。

また、潜在意識は私達が想像できないような大きなパワーを秘めています。

火事場の馬鹿力」という言葉があります。

> 火事のときに、自分にはあると思えない大きな力を出して重い物を持ち出したりすることから、切迫した状況に置かれると、普段には想像できないような力を無意識に出すことのたとえ。(by コトバンク)

つまり、危険や危機が迫った状況で発揮される、普段は出せない能力のことです。ここで分かることは、出せると言うことは「元々持っている。けど、何らかの理由で出していない」ということです。これが潜在能力の一部です。

この他にも、例えば見た物を全て一瞬で覚えてしまう人や、何十桁もある数字の計算が暗算でできてしまう人など、超人的な能力を持つ人がいますが、これらも同じです。ここでのポイントは、これらの能力は一部の人が持つ特別な能力ではなく、誰もが持っているということです。ただ、それを使うためのスイッチがONになっているか、OFFになっているかの違いなのです。

私はフランス語を話すことができませんが、「フランス語を話す能力がない」のかというと違います。仮に私が生まれてからずっとフランスで過ごしていたら、当たり前ですが流暢なフランス語を話せているでしょう(その代わり、日本語は全く使えないかもしれませんが)。

このように、潜在意識は無限とも言える力を持っています。諸説ありますが、一般的な人の場合が活用できているのは潜在能力の数パーセント程度だそうです。多い人でも10パーセント以下と言われています。つまり、「能力の差」とは、もともと持っているものの差ではなく、どれだけ活用できているかの差なのです。

あなたのビジョンを実現させようと思ったら、この潜在能力を活用した方が圧倒的に有利です。そのためには、まず「自分自身が無限の可能性を秘めている」という事実を認識し、それを信じることが第一歩です。

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