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セルフモニタリングで自分を観察するクセをつける

Self Monitor

「人の振り見て我が振り直せ」ということわざがあります。これは、自分の欠点や間違い、悪い癖などは気付きにくいので、他の人を鏡として自分を磨こうという意味です。

多くの場合、人は自分には優しく他人には厳しいものです。その理由のひとつは、自分の事を客観的に見ることが難しく、自分の行動には気付かずに他人の事ばかり目に入ってしまうことだと思います。その結果、本当はできていなくても「自分はできている」と思ってしまうのです。

「なくて七癖、あって四十八癖」という言葉もあります。どんな人にもちょっとしたクセがあるもので、「自分にはない」と思っている人でも7つくらいはあるという意味です。そのくらい、人のクセには気付けても、自分のクセにはなかなか気付きにくいものです。

「クセ」というと行為・行動のことのように思いますが、それ以外に、考え方や発想にもそれぞれのクセがあります。そしてこの目には見えない「考え方のクセ」こそが、どのような人生を送るのかということに対して非常に大きく影響ています。

自分の反応を観察して、考え方のクセを知ろう

私がよく経験することなのですが、例えば仕事をしている時などに、

「そこはそうじゃなくて、こうやった方が良いよ」

とアドバイスをしたとしましょう。その一言に対する反応は人によって様々です。

「そうか!そうやれば上手くいくんだ。分かってラッキー♪」
「あぁ・・・失敗しちゃった。なんでいつも上手くできないんだろう」
「また怒られちゃった」

こうして文字にすればそれぞれの違いも分かりやすく、どういう風に捉えた方が良いかは一目瞭然でしょう。でも、これが自分の事、特に「心の中」の事になると思ったほど冷静に観察することはできないのです。

自分のクセに気付くためには普段から「自分を観察する」ことを意識することが必要です。そのためにオススメなのは「第三者的な立場から自分を見るクセをつける」こと。これをセルフモニタリングと言います。

セルフモニタリングはいつやってもOKですが、特に予想外の出来事(多くは、予想していなかった良くない問題)が起きたときなどにするとより一層効果的。焦りや不安などの感情が沸いてきて、普段の自分とは違った行動・考え方をしがちですが、そういう状況にある時こそ、あなたがどんな発想・行動をするかが大切だからです。

そうは言っても、感情的になっている時に冷静に自分を見て判断することは容易ではありません。

問題が起きた時に、焦ったり、ドキドキしたり、不安に思ったりするのは仕方ないことで、そいう状況で冷静に自分を観察するのは非常に難しいことです。でも、最初からは難しくても、何度も何度もやっていると、そのうちできるようになって、さらに継続するとそれが習慣化されます。

問題に直面した時、自分の他にもう一人の自分をイメージして、そのもう一人の自分から客観的に観察するトレーニングを心がけましょう。

そして、もしもその問題に他の人が関わっている場合。その時は、それらの人達のことも同じようにもう一人の自分から第三者の立場で観察します。「第三者の立場で」といっても、そんな時に感情をなくして落ち着いて・・・というのは難しいことです。感情をなくす必要はありません。感情は「とりあえず横に置いた状態」で状況を観察することをイメージしてやってみてください。

セルフモニタリングができるようになると、きっと、いままで気付かなかった何かを発見し、あなたが変化をするきっかけを見つけることができるはずです。

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